創業者佐藤 利一郎
負からのスタート1958~1958
創業者である佐藤利一郎は昭和6年に熊本県上益城郡下矢部村(現山都町)で佐藤林業として個人創業し、山林業、素材生産業、移動製材をして戦争時代を乗り越えた。そして戦後復興期の最中に熊本市春竹町八王子(現九品寺)の地で創業1年目にして経営不振に陥った肥後木材市場(株)を債権と共に引き受ける形で昭和33年1月30日に弊社を創業した。しかし、同年12月に創業1年を迎える前に利一郎は病のため他界する。
The history of HIGOMOKU Inc.Investing For Future Growth
ふる里の山を愛し、木を愛し、木材業を通じて
地元の土地と人々への貢献を志してきたその事業精神は、
今でも当社の経営理念や企業姿勢に脈々と息づいています。
創業者佐藤 利一郎
負からのスタート1958~1958
創業者である佐藤利一郎は昭和6年に熊本県上益城郡下矢部村(現山都町)で佐藤林業として個人創業し、山林業、素材生産業、移動製材をして戦争時代を乗り越えた。そして戦後復興期の最中に熊本市春竹町八王子(現九品寺)の地で創業1年目にして経営不振に陥った肥後木材市場(株)を債権と共に引き受ける形で昭和33年1月30日に弊社を創業した。しかし、同年12月に創業1年を迎える前に利一郎は病のため他界する。
2代目社長佐藤 徳郎
高度経済成長と共に1958~1988
創業者利一郎が他界し、2代目社長・徳郎が若干28歳で代表となり、たくさんの方々に支えられ、高度経済成長の波にも乗り、徐々に取扱高も伸びていき、会社の基盤と信頼を築き上げていった。先見の明もあり、フォークリフトやホイストクレーン、パソコン、原木選別機など全国に先駆けていち早く導入したことで業務の効率化に成功した。また、取扱材積の増加と周辺の都市化に伴い、昭和53年に原木市場を八王子から(協)熊本木材工業団地(現在地)に移す。
また、肥後木材とほぼ同時に立ち上げた肥後石油も1号店の銀座橋店からスタートし、着実にガソリンスタンド店舗数を増やしていき、見事に2足のわらじで両社を成長させていった。
3代目社長佐藤 耕三
新たな挑戦1988~2015
平成元年に3代目社長・耕三に変わってからは、平成2年に本社敷地内へ総合貸展示場「イベントホール・モック」をスタートさせた後、バブルが崩壊する。景気が後退する中、平成4年に現在の平山町に新社屋を完成させ、本社機能と製品市場を移転させた。
その後平成10年には旧本社を活用して(株)ナムコ様と20年の賃貸借契約を結び「ナムコ・ワンダーシティ南熊本」としてスタートさせた。同時に新規事業としてプレカット加工事業に参入、その後人吉支店を開設、ソーラー事業部立上げ、乾燥事業に参画するなど、時代の変化を捉えて次々に新たな事業に挑戦していった。
4代目社長佐藤 圭一郎
これからの展望2015〜
4代目社長・圭一郎が就任した平成27年の新築住宅着工棟数が92万戸でしたが、野村総研によると平成42年(2030年)に54万戸になるという予測が出ています。15年で約4割減という厳しい時代が待ち受けている現実から目をそむけずに、木材の持つ魅力、無限の可能性を信じて、地道に木材利用の普及啓発に力を注ぎ、グローバルな目線で世の中のニーズにしっかりと応えていくことで道は開けるのではないかと考えます。
大型製材所と大型プレカット工場が力をつけていき、市場としての中間流通機能の必要性が問われる中ではありますが、これまで培ってきた知識、木を見分ける力、1,000社を超える取引先との信頼、創業より備えてきた資産を最大限活かして、これからも可能な限り木材市場を続けていきたいと思います。
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