沿革Story

History沿革

The history of HIGOMOKU Inc.Investing For Future Growth

昭和33年1月
熊本市春竹町八王子133番地に、初代社長・佐藤利一郎が資本金550万にて肥後木材(株)を創立
社員8名 敷地11,550m²(3,500坪)、製品倉庫1,900m²(600坪)
昭和33年2月
第一回市売りを開始
昭和33年12月
初代社長の死去に伴い、第二代社長・佐藤徳郎(28才)就任
昭和36年3月
創立3周年記念市を開催
昭和37年3月
市売開設5周年記念優良材展示即売会を開催 大洋デパートにおいて記念式典を挙行
昭和38年11月
資本金を1,100万円に増資
昭和39年3月
製品倉庫改築 鉄骨上屋の第1、2号倉庫完成 特別記念市を開催
昭和41年6月
資本金1,650万円に増資
昭和42年7月
町名変更により九品寺6-9-39となる
昭和43年3月
市売開設満10周年記念優良材展示即売会を開催 記念式典を挙行
昭和45年2月
敷地内北側に1400坪の貸ビルを新築
昭和47年8月
九州初の天井走行型ホイストを設備した第3、4製品倉庫落成記念として「第1回ひごもくヒノキ市」を開催
昭和47年11月
第4回ひごもくヒノキ市で桧6M120角特等219,000円/m³、4M105角特等152,000円/m³で日本一の相場を記録
昭和48年2月
創立15周年記念特別市と記念式典を開催
昭和49年11月
資本金を2,200万円に増資
昭和52年5月
近代化、省力化の為、九州でも一早くコンピューター(三菱メルコム・8-11型)を導入
昭和53年3月
創立20周年記念特別市と記念式典を開催 出席500名
昭和53年11月
市売り500回達成。同年4月から進めていた、原木市場移転工事竣工(敷地約8000坪)
(協)熊本木材工業団地(現在地)に原木市場業務を移す
同月27日、原木市場移転落成記念式典・記念特市を催す
昭和54年7月
九品寺本社の原木土場跡地に製品第5、6号倉庫を増築
昭和54年12月
全国に先駆けて、原木市場に「白山式キャタピラ型電動丸太選別機」を導入
翌年5月の全国木材市場連盟主催の全国大会(於:別府市)において、その省力効果を発表
昭和56年5月
原木市場の東側877坪を拡張し、小丸太置き場を広げる
昭和58年3月
創業25周年の記念式典と、記念特別市を盛大に催す
昭和63年3月
創業30周年の記念式典と、記念特別市を盛大に催す
平成元年5月
第二代社長・佐藤徳郎が代表取締役会長に、第三代社長に佐藤耕三(39才)が夫々就任
平成2年2月
本社北側ビルの貸ビル(S.47〜62年)を一部解体・改装し、総合貸展示場『イベントホール・モック』(自社経営)として再スタート
平成3年2月
白山製のオートスキャナ付原木選別機を導入
平成4年9月
現在地(平山町)・(協)熊本木材工業団地に新社屋を建築落成し、本社機能と製品市場業務をこの地に移す(全敷地14,600坪)落成式、式典と合わせて移転特別市を盛大に開催する 出席700名
平成5年6月
市売り第1000回を達成
平成6年2月
熊本営林局と「法人の森」契約(分収造林型、九州第一号)。矢部営林署管内・扇迫国有林(面積/28,200m²)に役職員全員で、スギ・ヒノキ8,000本を植林、『肥後木材の森林(もり)』と称する
平成9年4月
システム流通事業部発足
平成9年5月
インターネット・ホームページ開設
平成9年7月
旧本社(九品寺6丁目・敷地5,500坪)を遊休地活用の再開発事業として、(株)ナムコ(東京本社)様と20年の賃貸借契約調印。『ナムコ・ワンダーシティー南熊本』としてグランドオープン
平成10年3月
創業40周年を迎え、特別市を開催
平成10年7月
同年1月より着工の、システム流通事業部プレカット機械(AZ-1000)、同工場建屋、付帯施設の工事落成
平成13年1月
全国で始めてマイクロ波による大型乾燥機を導入
平成15年10月
人吉木材市場(株)を清算し、人吉支店とする
平成17年9月
古材事業をスタート
平成19年3月
50周年事業として、上益城郡山都町の山林にて植樹祭を行う
14社でくまもと森林認証住宅ネットワーク「小国杉の家」をスタート
平成19年8月
本社プレカット機械を人吉支店に移設し、本社に新型プレカット機械(AZF-1500SLZ他)を導入
工場、事務所を増・新築する
平成20年3月
創業50周年記念市ならびに記念式典を開催
平成20年11月
旧人吉支店跡地を開発して(株)オフィスバークレー様と賃貸借契約調印、人吉レックスとしてオープン
平成22年4月
乾燥事業参画(人吉球磨木材加工協同組合)
シャープの代理店としてソーラー事業部を開設
平成23年3月
人吉支店に第2原木自動選別機(大森商機製)を導入
平成25年3月
創業55周年記念市を開催
平成26年7月
本社事務所屋根に太陽光発電システム50kw設置
平成26年12月
人吉支店に羽柄プレカット加工機(NSU-3)導入
平成27年5月
第三代社長・佐藤耕三が会長に、第四代社長に佐藤圭一郎が就任(35歳)
平成28年4月
山都町神ノ前へ社長就任植樹を行う
熊本地震が発生し、被災するも業務に大きな支障は無かった
平成28年10月
復興祈願特別市を開催
平成29年1月
(株)福岡県新小倉木材市場の株式を100%取得し業務提携
平成29年3月
本社素材第2土場完成 敷地15,917m²(4800坪)第2原木自動選別機(大森商機製)を導入
平成29年9月
本社プレカット工場に羽柄加工機(HAF-6KWS-5000)を増設 合板加工機を移設
平成29年10月
本社プレカット倉庫をATAハイブリッド構法にて新設(1003m²)
平成30年2月
社内行事として創立60周年記念祝賀会を開催
平成30年3月
阿蘇市波野にて創立60周年記念植樹祭を行う
平成30年3月
創業60周年記念市ならびに記念式典を開催し記念誌を発行
平成31年1月
本社素材土場舗装を全面的に大規模修繕
平成31年4月
Higomoku健康宣言3ヵ月チャレンジをスタートし、健康経営に取り組む
令和元年8月
人吉支店の第1原木自動選別機を更新(大森商機製)
令和2年3月
菊陽社有林へ令和元年度記念植樹を行い、センダンとエリートツリーを植える
令和2年7月
人吉球磨地域を中心とする豪雨災害により社員自宅や取引先が被災する
令和2年11月
本社プレカット工場の柱・横架材・5軸加工機を更新(AZAC-1520Z-K1他)
令和2年12月
人吉プレカット工場に本社で使用していた柱・横架材・5軸加工機(AZF-1500SLZ他)を移設

Human肥後木材の歩み

ふる里の山を愛し、木を愛し、木材業を通じて
地元の土地と人々への貢献を志してきたその事業精神は、
今でも当社の経営理念や企業姿勢に脈々と息づいています。

創業者佐藤 利一郎

負からのスタート1958~1958

創業者である佐藤利一郎は昭和6年に熊本県上益城郡下矢部村(現山都町)で佐藤林業として個人創業し、山林業、素材生産業、移動製材をして戦争時代を乗り越えた。そして戦後復興期の最中に熊本市春竹町八王子(現九品寺)の地で創業1年目にして経営不振に陥った肥後木材市場(株)を債権と共に引き受ける形で昭和33年1月30日に弊社を創業した。しかし、同年12月に創業1年を迎える前に利一郎は病のため他界する。

2代目社長佐藤 徳郎

高度経済成長と共に1958~1988

創業者利一郎が他界し、2代目社長・徳郎が若干28歳で代表となり、たくさんの方々に支えられ、高度経済成長の波にも乗り、徐々に取扱高も伸びていき、会社の基盤と信頼を築き上げていった。先見の明もあり、フォークリフトやホイストクレーン、パソコン、原木選別機など全国に先駆けていち早く導入したことで業務の効率化に成功した。また、取扱材積の増加と周辺の都市化に伴い、昭和53年に原木市場を八王子から(協)熊本木材工業団地(現在地)に移す。
 また、肥後木材とほぼ同時に立ち上げた肥後石油も1号店の銀座橋店からスタートし、着実にガソリンスタンド店舗数を増やしていき、見事に2足のわらじで両社を成長させていった。

3代目社長佐藤 耕三

新たな挑戦1988~2015

平成元年に3代目社長・耕三に変わってからは、平成2年に本社敷地内へ総合貸展示場「イベントホール・モック」をスタートさせた後、バブルが崩壊する。景気が後退する中、平成4年に現在の平山町に新社屋を完成させ、本社機能と製品市場を移転させた。
その後平成10年には旧本社を活用して(株)ナムコ様と20年の賃貸借契約を結び「ナムコ・ワンダーシティ南熊本」としてスタートさせた。同時に新規事業としてプレカット加工事業に参入、その後人吉支店を開設、ソーラー事業部立上げ、乾燥事業に参画するなど、時代の変化を捉えて次々に新たな事業に挑戦していった。

4代目社長佐藤 圭一郎

これからの展望2015〜

4代目社長・圭一郎が就任した平成27年の新築住宅着工棟数が92万戸でしたが、野村総研によると平成42年(2030年)に54万戸になるという予測が出ています。15年で約4割減という厳しい時代が待ち受けている現実から目をそむけずに、木材の持つ魅力、無限の可能性を信じて、地道に木材利用の普及啓発に力を注ぎ、グローバルな目線で世の中のニーズにしっかりと応えていくことで道は開けるのではないかと考えます。
大型製材所と大型プレカット工場が力をつけていき、市場としての中間流通機能の必要性が問われる中ではありますが、これまで培ってきた知識、木を見分ける力、1,000社を超える取引先との信頼、創業より備えてきた資産を最大限活かして、これからも可能な限り木材市場を続けていきたいと思います。

参照:野村総合研究所

Kumamoto本社

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